TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

このブログについて

TANOKAGA! ~たのしい科学~ へようこそ。
ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

記事に誤字脱字・間違い・意見等がありましたらコメントまたはメール(下の方にある送信フォームをご利用ください)をお寄せください。できるだけ早く対応します。
また、管理人の職業柄、すべてのコメントは承認制となっております。ご了承ください。


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自作動画教材
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科学ネタ
  • 中学生or高校生向け・・・一般的な学習進度に合わせた、大まかな区別です。中学生以下でも興味があれば、ぜひ高校生向けの難しめの記事を読んでみてください。
  • リテラシー・・・たくさんの情報の中からウソを見抜くスキル、それがリテラシー能力です。広く知られている情報が真実とは限りません。筋道立てて考えれば異なった真実が見えてくることがあります。
  • 科学と軍事・・・人類の歴史は科学の歴史、そして戦争の歴史でもあります。戦争によって多くの科学は発展してきました。戦争を理解することで、科学の理解を目指すのがこのコンテンツ。敬遠しがちな人も、現実に目を向けてみてはいかが。

生徒諸君へ
皆さんへの諸連絡は「生徒への連絡」カテゴリにあります。
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ヒトiPS細胞  (C) 京都大学

自称・ハーバード大学客員講師 森口尚史氏が、iPS細胞を用いた臨床応用手術を世界で初めて実施・成功したと発表し、それを読売新聞が一面で報道したことに端を発した問題・・・事態は短期間のうちに急展開を見せ、森口氏の発表は虚偽&読売新聞は大誤報という、大問題に発展しました。

この問題については、当事者である読売新聞をはじめ、他社マスコミやインターネットのまとめサイト等を見れば、事態の推移やそれぞれの主張の違いについて知ることができるので、興味がある人は調べてみると良いでしょう。
その際は、必ず複数の情報源をあさることを心がけましょう。誤報という大失態をしてしまった読売新聞は苦し紛れな記事になっていますし、他社マスコミは鬼の首を取ったかのような調子の良い記事になっていたりします。見ていてとても楽しいですし、それ以前に、物事を多角的に捉えることは真実の追究のためにとても大切なことです。

森口氏の発表内容はツッコミどころが満載なので、ここで私が科学的な解説をいろいろするよりも、上記の情報源を見た方が手っ取り早いでしょう。私はiPS細胞の専門家ではありませんしね。
ただ、ノーベル賞受賞者の山中教授もおっしゃっていたことですが、「iPS細胞の臨床応用は時期尚早だ」と、これだけは言えるでしょう。

iPS細胞は、特定の遺伝子を皮膚細胞などに導入することによって作られます。体の細胞が過ごしてきた時間をリセットし、発生初期までそれを巻き戻すことで、体のどんな組織にでもなれる状態を作り出すものです。
しかしiPS細胞はその製造過程が原因で、通常の細胞よりもガン化しやすいという欠点があります。本来存在しない遺伝子を導入するわけですし、それに発生初期段階の細胞は爆発的に増殖することが仕事なわけですから、こういった副作用が出てしまうことにも納得がいきます。
この”ガン化しやすい”という欠点が克服できなければ、臨床応用には踏み出しにくい、というわけです。せっかく移植手術しても、そこからガンになってしまっては元も子もないですからね。

とまあ、iPS細胞についての科学的なお話はこのくらいにして、今回はこの一件が私たちに与えた教訓とは何なのか、考えてみました。
続きは以下から。
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東日本大震災での津波によって多くの家屋が破壊され、そのがれきの処理が問題となっています。
発生したがれきの量もさることながら、福島県に近い地点のがれきについては放射性物質についての不安もあるでしょう。
被災地のがれきを受け入れて処理をする自治体の多くは、持ち込まれるがれきの放射線量を測定するなどして近隣住民の不安を解消しようとしています。

最近は落ち着いてきましたが、被災地の”あらゆるもの”に過激なまでの拒否反応を示す人も少なからずいました。放射性物質は人間に害をなすものですから、恐れて、それを拒否する姿勢はもっともではあるのですが、行きすぎた拒否反応は「差別」を生み出します。
正しい科学的知識をもって、どこまでが危険か、どこまでが安全かを判断していくべきでしょう。

まれに、公的機関等が住民への不安解消のため「放射性物質は含まれていません」という表現を使うことがあります。この記事では、このフレーズは正確には間違いであるということを解説していきます。
しかし、公的機関がこのような不正確な表現をしなければいけないということは、放射線についての正しい知識がいまだ国民全体に広まっていないことの証明でもあるように感じます。

誰が悪いのか、誰に責任があるのか、という話ではなく、淡々と解説していきます。
続きは以下から。
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昨日の報道ステーションで、「塩からつくる蓄電池が開発中」なるニュースがやっていました。

現在の蓄電池の主流は、リチウムイオン電池ですが、これに使われているリチウムは貴重な金属と言うこともあり、供給の不安定化や価格変動によって、電池の価格が高騰してしまうことが欠点としてあります。
この高価格というデメリットを無くすためには、どこにでもある物質から蓄電池が作れればいいわけです。

番組では、東京理科大学で研究開発が進められている、「塩を材料にした蓄電池」にスポットを当てて取材がされていました。
ですがその中で、明らかに間違ったことを言っていたことに気づきました。しかもかなり重要なところで。

マスコミによる誤報・ねつ造のたぐいは珍しいことではありませんが、今回は(私が気づいてしまったということもあり)この件について記事を書こうと思います。

ぜひ多くの人に読んでいただきたい。
詳細は以下から。
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今、世界中の物理学者を賑わせている話題と言えば、「光より速い粒子を発見か!?」のニュースに他ならないでしょう。
科学界だけでなく、一般のマスコミにも大きく取り上げられました。いかに影響力が大きい発見だったかがわかるでしょう。

CERNが光速超える粒子発見!アインシュタインの相対性理論ピーンチ!|ギズモード・ジャパン

現代物理学への挑戦…光より速いニュートリノ|読売新聞

現代物理学の土台になっている理論のひとつとして、アインシュタインが提唱した特殊相対性理論があります。簡単に言うと、「光より速い物質は存在しない」ということです。
この理論が正しいということを前提に、現代の科学は進歩してきました。

しかしこのたびの発見で、その特殊相対性理論そのものが覆される可能性が出てきたのです!
日本を含む国際研究チームが、質量のある素粒子のひとつであるニュートリノの速度を測ったら、光速を越える結果が測定されてしまったそうです。
もし真実だとしたら、科学界に与える影響は甚大なものになるでしょう。もし真実だとしたら・・・です。

さて今回は、この発見についての科学的解説をするわけではありません。
今回の発見を成し遂げた科学者たちの態度・行動をお手本に、”科学者のあるべき姿・とるべき態度”とは何なのか、”正しい科学者のあり方”について解説します。
「科学者」の皮を被った「エセ科学者」に騙されないために・・・。

続きは以下から。
[タグ] 物理学 電磁気学
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関東・東北地方を中心に、食品の放射能汚染が広がりを見せ、新たな報道があるたびに「またか」「これもか」と、不安が増すばかりの方も多いはず。(私もですが。)

そんな中で、空間放射線も含め、食品に含まれる放射性物質の量を、自分自身で測定したいと思っている人が多くいるのは理解できます。
しかも、今はオンラインショップで放射線測定器が簡単に入手できるようになりました。

しかし、一般的に流通している放射線測定器では、空間放射線は測れても、食品中の放射能を量ることは不可能なのだという事実は、あまり知られていません。
さらに、安価な外国製製品にいたっては、空間放射線すらまともに測ることができない、言ってしまうと「インチキ放射線測定器」も出回っているとのこと。

このような安価な放射線測定器について、国民生活センターが調査および公表を行いました。

以下が概要です。
比較的安価な放射線測定器の性能|国民生活センター
以下が詳細です。
比較的安価な放射線測定器の性能|国民生活センター

今回はこの報告をふまえて、インチキ放射線測定器および食品中の放射能測定の限界について解説します。
続きは以下から。
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夏ですね。毎日暑いです。
今でこそクーラーという文明の利器がありますが、昔は暑さを和らげるために日常生活にさまざまな工夫を取り入れてきました。
そのひとつが、日本古来より伝わる「打ち水」です。道路に水をまいてしばらくすると、その周囲が涼しくなるというものです。

その打ち水について、日本テレビ系で放送中の教養バラエティ「所さんの目がテン!」が検証実験をしていました。この番組はたいへんな長寿番組で、ときどき理科教育に有用なネタを提供してくれるのですが、今回のこの実験については、「ん?」と思うことがありました。

番組の解説と、打ち水についての私なりの考えは以下から。
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私が授業で使用している書籍を紹介します。
今回紹介する書籍は、講談社ブルーバックスの「統計でウソをつく法 ~数式を使わない統計学入門~」(ダレル・ハフ 著)です。

続きは以下から。
[タグ] おすすめ書籍
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