TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

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TANOKAGA! ~たのしい科学~ へようこそ。
ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

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chidejika.jpg

テレビの地上波がデジタル化、いわゆる地デジに完全移行し、アナログ放送が終了するまであと2日となりました。

日本国民のほぼ100%がこの事実を既に知っているはずではありますが、毎日毎日「地デジ化!」を連呼されていて、飽き飽きしている人も多いはず・・・。(私も飽き気味。)
ですが、そもそも、なぜ地デジ化しなければいけないの? という疑問を持っている人も多いはず。いや、国やマスコミからは地デジ化のメリットについて説明がなされてはきたのですが、その目的がちょっと忘れられているのではないかと思い、今回記事にしてみました。

ずばり、「地デジ化のメリットって何?」にスポットを当てます。
続きは以下から。
地デジ化のメリットとしてよくテレビ局が挙げるのは、
・テレビの高画質化,高音質化
・データ放送
などですが、今回はこれら以外のメリットを深く掘り下げていきますよ。

ご存じの通り、テレビ放送は電波(電磁波)によって伝えられます。
放送局で作られた映像は、電波に乗せられて広範囲に発射され、各家庭に取り付けられたアンテナがそれを受信することで、導線が繋がっていなくても映像を見ることができます。

電波は光や放射線(X線やガンマ線)と同じく電磁波の一種ですから、エネルギーさえあれば無限に発射させることが可能です。しかし、「電波資源は有限」とされています。

では有限な電波資源とは一体何なのでしょうか。
それは電波の周波数(1秒間あたりの波の振動数)のことです。
電波とは、電磁波の中でも周波数が数千ヘルツ~数千億ヘルツのものを言います。これ以外の周波数の電磁波は、赤外線であるとか、可視光線であるとか、電波とは別の名称になります。
ちなみに電磁波について語るときは、周波数という言葉よりも波長という言葉の方がよく使われますが、周波数と波長は相互に計算変換できるので、ここでは同じようなものだと思ってください。
つまり、電波として使うことができる電磁波の周波数は限られているのです。周波数は無限ではないのです。

一口に電波と言っても、周波数によって電波の性質は大きく変わってくるため、それぞれに合った用途に使わなければなりません。
そして、限りある電波の周波数資源を無秩序に消費していってしまうと、混信(同じ周波数の電波同士が邪魔し合うこと。)などの悪影響が生じる可能性が高くなります。これを防ぐために、電波資源をきちんと管理するためのルールが、国際的に決められています。
日本においては、政府・総務省が電波の周波数管理をしていて、免許を与えた国民にのみ電波の利用を許可しているのです。(ですから、無許可で電波を発信することは違法行為です。こんなふうに逮捕されます。)
下の図は、周波数による電波の分類と、それらの用途を示したものです。

radiowave.jpg
(C) 総務省

しかし近年、無線技術の発達と普及が爆発的に進んだ結果、使用できる周波数がどんどん少なくなってきているのです。
以前こちらの記事でも書きましたが、例えば、無線LANや携帯電話などで使用されている周波数はとても便利なため、数少ない周波数資源をいろいろな人が奪い合って、結果的に通信が遅くなってしまうなどの悪影響が出ています。自宅で無線LANを使っている人は、期待した通信速度が出なくてイライラしたこと、結構あるのではないでしょうか?
といったように、電波資源は今、カツカツな状態なのです。

しかし資源は増やせないので、何とかして今ある周波数を効率よく配分して、悪影響を減らさなくてはいけません。そのためにターゲットとなったのが、地上アナログ放送です。

アナログ放送は、VHF電波を使用しています。このVHF電波をごっそりと使用禁止にすれば、その部分の周波数がすっぽり空きますね。
そこをテレビ以外の用途の製品のために再分配すれば、他の周波数に迷惑をかけることなく、新しい電波製品を使用することができるようになりますね!

というように、地デジ化には、電波資源を効率よく利用するという目的もあるのですね。
私たちは常に電波の恩恵を受けて生活しているわけですから、限りある電波資源をいかにうまく使っていくかというテーマは、身近な問題として頭にとめておく必要があるのではないでしょうか。

さらに電波について基礎的な勉強がしたい人は、総務省が子ども向けのサイトを作ってくれています。
わかりやすいのでおすすめです。
デンパ君のピピッ!「おもしろ電波教室!」
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