TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

このブログについて

TANOKAGA! ~たのしい科学~ へようこそ。
ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

記事に誤字脱字・間違い・意見等がありましたらコメントまたはメール(下の方にある送信フォームをご利用ください)をお寄せください。できるだけ早く対応します。
また、管理人の職業柄、すべてのコメントは承認制となっております。ご了承ください。


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  • 科学と軍事・・・人類の歴史は科学の歴史、そして戦争の歴史でもあります。戦争によって多くの科学は発展してきました。戦争を理解することで、科学の理解を目指すのがこのコンテンツ。敬遠しがちな人も、現実に目を向けてみてはいかが。

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iPad教育アプリの使い心地や可能性について、教師の視点から思ったことをつらつらと書きとめていくレビュー記事シリーズ。
今回紹介するアプリは、国立大学の太っ腹ぷりに感謝せざるを得ない電子教科書、
「LIFE SCIENCE」です。

表紙からお分かりかも知れませんが、これはライフサイエンス、すなわち生命科学についての電子教科書です。
まぁ、このような教科書アプリは、特に有名でもない個人が趣味で作っていて信頼性に乏しかったり、ちゃんとした会社が作っていたとしても有料だったりすることがほとんどなのですが・・・
なんとこのアプリ、東京大学謹製なのです! しかも無料! 俺たちの東大がやってくれたぜっ! (あ、私は東大卒ではありませんが。)

実はこの教科書、東京大学の生命科学の講義で使用されているものと同一の教科書なのです! 東大生はこれで生命科学の初歩を学ぶのですね。
東大で使用されている教科書まるごと一冊がタダで読めるとは・・・太っ腹ですねぇ。

では、さっそく中身を見ていきましょう。
詳細は以下から。
あ、そうそう、一つ大事なことを言い忘れていました。
この教科書、中身全て「英語」です。
正確には英語版というべきでしょうか。元々は日本語の教科書だそうです。

アプリの説明を読むと、
・東大で学ぶ外国人留学生向け
・英語で生命科学を学びたい学生向け
だそうです。
読者を限定させるために、英語版のみ無料配布しているのですね。

ですので、英語(しかもわりと専門的な用語も)が分からないと、ちんぷんかんぷんですよ。
(私ですか? えぇ、英語苦手ですよ・・・。)

ipad_lifescience_2.jpg
教科書の序盤。生命科学の基礎の「き」。
DNAやRNAについての基礎的事項ですね。わかりやすい図もついていますが、図中の説明文ももちろん英語。
画面下のバーは、教科書全体から見てどのあたりを読んでいるか示したもの。これでどこまで読んだか一目で分かります。

ipad_lifescience_3.jpg
中盤。代謝の章。
細胞内のエネルギー生産工場であるミトコンドリアにおける、ATP合成の仕組みについての記述。高校でも習っている人は習っているレベル。

ipad_lifescience_4.jpg
一応、単語の検索機能もついています。が、あまり使い勝手が良いとは思いませんでした。「読む」用途に最適化されているようで、「調べる」用途には向かない印象。
他にも、電子書籍ですから、しおり(ブックマーク)などの機能はちゃんとついています。

私も全て読んだわけではないのですが、内容としては大学1~2年で習うレベルでしょうか。(東大のシラバスを見たことがないので分かりませんけど。)
東大の3年で使用する教科書はこれよりももっと難しい内容でしたので、きっとそんな感じだと思います。

高校生物を勉強している最中の高校生にとっては、無駄に難しい内容がけっこう含まれているので、高校生の勉強用としては使いづらいでしょう。そもそも大学の教科書ですからねぇ。
しかし、高校生物を履修済みの人にとっては、読み応えのある、ちょうどよいレベルの教科書ではないでしょうか。

また、英語が分からないとダメという面で考えると、生命科学の知識はそれなりにあるけど、英語が苦手だー、という人にとって、ちょうどよい英語教材になるかな? ならないかな?
個人的には、理系の英文って、わかりやすさ重視のためか、文法がシンプルで読みやすい印象です。

生命系の大学に進学予定で、大学レベルの予習と、ついでに英語の勉強もしておきたいなー、と思っている、やる気ある高校生にはかなりオススメできる書籍であると思います。

※ その他のレビュー記事は、右側のタグ一覧から「学習&教育ソフトウェア」タグをクリックすることで一覧を見ることができます。


2012/03/16追記:
残念なことに、日本のiTunesにおいて本アプリが公開停止されたことが確認されました。
外国のiTunesにはあるのかも知れないと思いアメリカと中国を探しましたが、やはり見つからず。
何らかの理由で東京大学側が公開をやめたものと思われます。
ただ、東京大学のホームページでは本アプリのWeb版が今でも公開されています。Web版なのでiPadが無くても閲覧することが可能です。ただ、見やすさや利便性は大きく劣ります。どうしても見たいという方はそちらをご覧ください。
LIFE SCIENCE WEB TEXTBOOK|東京大学
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記事と関係のない質問をさせていただきます。すみません。

硝酸銅(Ⅱ)水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えると水酸化銅(Ⅱ)が沈殿する。
Cu^2+ + 2OH^- → Cu(OH)2↓
これを加熱すると、酸化銅(Ⅱ)の沈殿ができる。
Cu(OH)2 → CuO + H2O

これを濾過し、濾液にフェノールフタレイン溶液を加えると赤色になった。

という実験で、濾液には何が含まれているのでしょうか?
NO3とNaですか?
NaNO3だとしても、水溶液は酸性ですよね?塩基性ではないですよね?
水酸化ナトリウム水溶液を過剰に加えていないとすると、なぜ濾液が塩基性になるのかわかりません。

また、加熱して酸化銅(Ⅱ)にする意味はありますか?
加熱前に濾過すると、濾液は塩基性ではないのでしょうか?
加熱前と加熱後で濾液に含まれるものは違うのでしょうか?

質問ばかりですみません。回答よろしくお願いいたします。

2011.11.17 22:03 URL | aoi #6J0DLvaU [ 編集 ]

aoi様

もしもその実験をまだされていないのでしたら、ぜひ実際にやってみることをオススメします。
言葉よりも目で見た方がわかりやすいことは多々ありますし、もしかしたら新たな発見やピンと来ることが見つかるかも知れません。

というわけで、気になったので私も同じ実験をしてみました。
すると無色透明になったろ液の液性は塩基性ではありませんでした。
試しに水酸化ナトリウムの分量を多くしてやったら塩基性になりました。
この結果をふまえての私の考えは、「単に、水酸化ナトリウムを過剰に加えていたから」ということになりました。水酸化ナトリウムの分量によって結果が変わるのだと思います。
しかしこれも1回しか実験していませんから、再現性を得るために同じ実験をしてみると良いでしょう。もしかしたら私の考えが間違っているかも知れません。

あと、蛇足ですが・・・
まず、硝酸ナトリウムは中性のはずです。酸性ではありません。
それと、「ろ過」にはどんな意味があるのでしょうか。水酸化銅も酸化銅も不溶性ですから、ろ過してもしなくても変わらない気もします。

2011.11.18 17:31 URL | たのかが #- [ 編集 ]

わざわざすみません、ありがとうございます。

実験は明後日行います。
ネット上の参考文献に載っていた通りに実験するつもりだったのですが、疑問点がいくつも浮上し、検索しても満足する答えが見つからなかったので質問させていただきました。
自分の考えが間違っているのかという不安が解消されました。
当日、ろ過したver.&ろ過しないver.などと色々と試してみようと思います。
ありがとうございましたm(_ _)m

2011.11.20 19:27 URL | aoi #6J0DLvaU [ 編集 ]

今現在、iTunesでダウンロードできますか?見つけることができませんでした。

2012.03.16 16:24 URL | nana #- [ 編集 ]

nana様

確認したところ、たしかにiTunesから消えていました。「日本からはご利用になれません」旨のエラーが出たので、外国のiTunesのみで取り扱うようになったのかとも思い、アメリカや中国のiTunesを覗いてみましたがありませんでした。何らかの理由で公開停止にしてしまったのだと思われます。
代わりといってはなんですが、iPad版ではなくWeb版のLIFE SCIENCE教科書でしたら、東大の公式ホームページから閲覧できます。アプリ版と比べて利便性は大きく劣りますが、ご覧になってみてください。
http://csls-text.c.u-tokyo.ac.jp/

2012.03.16 23:47 URL | たのかが #- [ 編集 ]

ホームページにアクセスして閲覧出来ました!電子教科書になってしまったんですね。
質問にすぐ答えていただき、ありがとうございましたm(__)m

2012.03.18 10:30 URL | nana #- [ 編集 ]













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