TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

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TANOKAGA! ~たのしい科学~ へようこそ。
ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

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宝登山登山からの帰り、長瀞のもう一つの名所にも行ってきました。
天然記念物として有名な、長瀞渓谷です。

長瀞渓谷は荒川上流部にある渓谷で、荒川を挟んで「岩畳」と「秩父赤壁」という(地質学的に)有名かつ価値のあるスポットがあります。
秩父鉄道の上長瀞駅と長瀞駅の間にあり、駅から歩いてすぐに行くことができます。

長瀞渓谷は、「日本地質学発祥の地」といわれています。
明治時代、政府の依頼によって日本にやってきたドイツの地質学者、ナウマン博士によって長瀞渓谷は発見されました。このナウマン博士は、日本に近代地質学を伝えた第一人者でした。博士は、長瀞渓谷の発見だけでなく、フォッサマグナ(東日本と西日本を分断している広い地帯)の発見などでも名が知られています。
それだけでなく、長瀞渓谷には地質学的に貴重な地層や岩石があることから、上記のように「発祥の地」と言われるようになりました。

散歩がてら、岩畳を歩いてきました。
続きと、簡単な解説は以下から。
岩畳(いわだたみ)は長瀞渓谷を特に代表するスポットです。

もともと川底にあった結晶片岩が隆起して、畳のように広がった陸地になったものが岩畳です。地面の隆起は短時間で起こるものではないので、長~い年月をかけてゆっくりと作られたのでしょう。

2012-02-26_132414.jpg2012-02-26_133438.jpg
特徴的な平べったい岩石が一面に広がる。床や階段のようにも見えるが、決して人間が作ったものではない

結晶片岩とは、大辞林によると
”広域変成作用でできた変成岩の一種。再結晶し、片理がある。平行に薄く割れやすい。”
とのこと。
造山運動によって地下に沈みこんだ岩石が、地下の高温・高圧環境にさらされて変化したものが変成岩。そのうち、再結晶化して、鉱物が平行に重なって配置されたものが結晶片岩です。
鉱物が薄く平行に重なっているので、表面は縞模様になっているのが特徴です。

2012-02-26_132828.jpg
わかりやすい縞模様。鉱物が層状に重なってできたことが容易に想像できる

岩畳を歩いていると、ところどころに真ん丸の穴が開いているのに気づきます。
これはポットホールというもので、結晶片岩がまだ川底にあったときに、スキマに入り込んだ小石が水流によって岩石を削り、穴を開けたものです。
ポットホールには大小様々なものがあり、最大のものでは直径1.8メートル、深さ4.7メートルにもなるそう。ただの石ころでも年月をかけて削り続ければこんな大きい穴を作ることもできるのですね! スゴイ!
しかし肝心の写真を撮るのを忘れていた・・・不覚っ・・・。

岩畳の対岸には、秩父赤壁(ちちぶせきへき)という絶壁があります。

荒川の水流によって岩石が浸食(削り取られる)されて絶壁になったものですが、文字通り、ところどころ赤く色づいていることから”赤壁”と言われています。

この赤色の正体は、酸化鉄、いわゆる鉄のサビであると言われています。岩石中に含まれている鉄分が酸素と触れあうことで赤く錆びたのでしょう。

2012-02-26_133108.jpg
中央の赤っぽい部分が酸化鉄か。ぶっちゃけほとんど目立たない。とても赤壁とは呼べたもんじゃない(笑)



さて、岩畳の代表的な見どころはこのくらいなのですが、上長瀞駅の近くには埼玉県立自然の博物館というスポットもあります。
私は大学生時代に地学の授業で訪れたことがありますが、埼玉県の生物や地質について勉強することができます。ただしあまり大きい博物館ではありません。建物はキレイなんですけどね。
ただ、どうやら今は工事中でずーっと休館のようです。興味がある人はまずホームページを見てみましょう。
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