TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

このブログについて

TANOKAGA! ~たのしい科学~ へようこそ。
ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

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地震の影響で、福島第一原子力発電所1号機に重大なトラブルが発生しています。事態は3月13日午前2時現在も進行中です。

原子炉内の水の水位が下がって燃料が溶けてきたり、上がり続ける温度を冷やすために送る冷却水が、ポンプの故障で送れなかったりと、いろいろ問題が起こっています。
さらに、原子炉建屋の外壁が水素爆発によって吹き飛んだり、その前後に放射性物質が漏れ出たなどの事態も発生しています。

さて、この「放射性物質の漏れ」について、ニュースでは盛んに「1015マイクロシーベルトの放射線」という言葉が使われています。
この「マイクロシーベルト」についての補足解説です。続きは以下から。
こちらは事態の要約を載せているネットメディアです。
福島第一原発1号機爆発について、何が起きたかが判明
http://gigazine.net/news/20110312_fukushima/


1015マイクロシーベルトの放射線を、原発敷地境界で観測した、とのことです。

「シーベルト」とは、体が受けた放射線の量を表す単位です。Svと書きます。
つまり1015マイクロシーベルトとは、それだけの量の放射線を体に浴びましたよ、という意味になります。
1000マイクロは、1ミリと同義ですので、約1ミリシーベルトと言い換えた方がわかりやすいかも知れません。

今回のポイントは、この1ミリシーベルトの放射線を、「どれだけの時間のうちに浴びたか」です。
メディアでは「シーベルト」とだけしか言っていませんが、正確にこの単位を呼ぶなら、「シーベルト毎時」になります。
つまり、1時間当たり何シーベルトの放射線を浴びたか、という表現が正しく、またわかりやすいのです。

では今回測定された1ミリシーベルト毎時の放射線とは、どれくらいのものなのでしょうか。

私たち日本人が普通に生活しているだけで浴びる放射線量は、平均して1ミリシーベルト毎年です。
・・・気づきましたか? 「年」ですよ。年。

我々が1年間かけて浴びる放射線量を、たった1時間で浴びてしまうほどの放射線量です。これはとても重大なことです。
わかりやすく計算すると、今回測定された放射線量は「8760ミリシーベルト毎年」になってしまいます!
通常の約9000倍ですよ!

放射線を浴びすぎると人体にとって有害であることは、みなさんも聞いたことがあると思います。
もちろん、ずっとこの放射線量を一カ所で1年間浴び続けたら、の話ですが、実際はどんどん漏れが少なくなっていますし、放射線量は距離が離れるほど劇的に少なくなるので、ひとまず安心と言ったところでしょうか。

しかし大変なのは、地元の方々と原発で働いている職員の方々です。
いくら距離が離れるほど大丈夫とはいえ、そもそもの放射線量が莫大であります。既に避難住民の被ばくが確認されています。
また、職員は命をはってこの緊急事態に対処されています。ご本人たちも承知でしょうが、彼らの健康被害も心配されます。

放射線については、こちらの資源エネルギー庁のホームページが参考になるでしょう。
放射線の種類と影響|資源エネルギー庁

私も以前に放射線に関連した記事を書いています。興味があればこちらもどうぞ。
TANOKAGA! Library 放射能鉱物
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