TANOKAGA! ~たのしい科学~

教科書では語られない科学ネタの紹介・解説を中心とした、学生向けのブログ

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ここは、私が「気になった科学ネタ」「自作した動画教材」などを紹介するブログです。

教科書には詳しく載っていない事柄で、かつ授業で使えるかもしれないネタを中心に記事にしようと思います。 視聴覚素材の利用や、わかりやすい解説で、中学生や高校生が理解できる記事を書いていきたいです。
もちろん、科学に興味を持った大学生以上の方も大歓迎です。 ただ、その道の専門を学んでいる方にとっては、簡単ゆえに物足りないかも知れません。

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細菌に関するトリビアをひとつご紹介しましょう。

私たちの体内には様々な細菌が暮らしていることは、皆さんご存じでしょうか。
代表的な細菌は、大腸菌で、これは名前の通り生物の大腸に主に生息しています。
他の細菌、例えば乳酸菌なども腸に生息しています。体内にいる細菌の多くは腸に住んでいるのです。

というわけで、我々ヒトの体内にはたくさんの種類の細菌がたくさん暮らしているわけですが・・・
一体どれだけの細菌が住んでいるのか、そしてそれらをひとまとめにしたらどれくらいの質量になるのか、想像したことはありますか?

ちょっと驚く?答えは以下から。
そもそもヒトはたくさんの細胞から構成されている多細胞生物ですよね。ヒト1人を構成している細胞数は、60兆個とも言われています。
一方で、細菌のほとんどは、1個の細胞がそのまま1匹として機能します。これを単細胞生物といいます。

ヒトの体内に生息している細菌は、およそ100兆個、つまり100兆匹と言われています。
なんとヒトの合計細胞数よりも多い細菌が、腸に集中して住んでいるのですね!

ではこの100兆匹の細菌の合計質量はどれくらいになるのかというと・・・およそ1kgにもなる計算です。
つまり、体重60kgのヒトのうち、実は1kgぶんは、ヒトではなくて細菌の重さだったのですね!

どうです? ちょっとびっくしりましたか?

さてここでちょっとした矛盾点に気がつきましたか?
ヒトの細胞数は60兆個で体重は60kgほど。細菌は100兆個で質量は1kg・・・。圧倒的個数を誇る細菌ですが、1匹あたりの質量は、ヒトの細胞と比較にならないほど軽いのですね。
これは、細菌が「原核生物」で、ヒトが「真核生物」であることが関係してきます。
今回は詳しい解説は省きますが、一般的に、真核生物の細胞の方が原核生物と比べて圧倒的に巨大であるのです。巨大で、かつ、内部も複雑であるので、1個あたりの質量も大きいのですね。

ではこれら細菌はどのように体内で生きているのでしょうか?
大腸に住んでいる細菌のエサは、我々が食事で摂取した食べ物なのです。
我々が口から食べた食べ物は、消化されたのち、腸から栄養分として吸収されて、自身のエネルギーとなります。しかし、実はその過程で、細菌に一部の栄養分が横取りされているのですね。細菌はその横取りした栄養分で成長し、増殖しているのです。
なんか我々から見れば迷惑な存在に感じますが、体内環境を整えてくれる善玉細菌なども住んでいますから、ヒトと細菌はそれなりに仲良く共生していると言えるのかも知れませんね。

ちなみに私は、目に見えない細菌の話題を中・高校生にするときに、まずこのトリビアを披露してから本題に入ります。細菌なんて聞くと普通は一切関わりがないものに感じるでしょうが、この話によって実は身近な生物なのだということを感じてくれればいいと思っているのです。

学校や職場での話のネタにでもどうぞ。(ただし、変わった人だなぁ、という目で見られる副作用が出る可能性がありますので、用法・用量を守って正しくお使いください。)
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